子供の頃

三重県出身。それほど体が強くなかったので、家の中でテレビを観たり本を読んだりして過ごしていました!

算数ドリルなど、同じことを繰り返すのが得意ではありませんでした!そのため計算問題を解いていても途中で飽きてしまうような子供でした!その結果、算数の成績はボロボロでした!(笑)

よくラジカセなどの機械を分解して仕組みを見て「へーこんな仕組みなんだー」と納得して、片付けるのが面倒くさくてそのまま放置してよく親に怒られていました(笑)

「星の一生」という本を読んで宇宙が好きになり、将来は研究者になりたいと思うようになりました!

中学生の頃

中学校の時はサッカーが好きでした!でも、ゴールキーパーをしていた時トンネルをしてしまい大失点をしてしまいました。それが今でも忘れられません(笑)

好きな教科は理科と数学でした!理科は小学生の時と違っていろいろな実験ができたので好きでした!数学は文章題のように考えることが増えて楽しくなってきたからです!

勉強する時は興味があることばかり勉強をしていて興味のないことは勉強をしていなかったのでテストの点の差が激しかったです(笑)そうこうしているうちに成績は良い方になっていました!

その頃自動車や飛行機など典型的なモノづくりをしたくなったので、職業は技術者になりたいと思うようになっていました。

高専生の頃

物作りがしたくなったので高専に入学し、機械工学科に入りました。

いろんな先生と話すうちに「電気もおもしろいな」「コンピューターもおもしろいな」「科学も材料工学もおもしろいな」などといろんな視点も増え、興味の幅も広がっていきました。

高専は家から遠かったので寮に入っていましたが、誘惑が多く、週刊誌の少年ジャンプが発売日に回ってきたのを覚えています。誘惑に打ち勝つのが大変でした。

技術者を育てる学校なので座学だけではなく、手先の器用さや絵心がないとなかなか点数がもらえない実習授業が大変でした。いい思い出です!

大学生の頃

高専では、機械工学科に入り勉強をしていましたが、高専卒業後、電気・情報を勉強しようと思い、大学に編入し専門を変更しました。

単に機械の知識だけがあれば物を作れるっていうそういう産業から、電気のことや情報のことを考えないといけない、コンピューターのこともわからないといけないっていうような幅広い知識が要求される時代になっていきました。そういう背景があったので情報もおもしろいな電気もおもしろいということでそのような方向に変えました。

大学院に入った時に人間の仕組みっていうのをシステムとして機械のような要素として考える学問がありました。

人間をある種の機械として考える研究室に入り、機械の勉強や電気、情報の勉強をしていましたが、我々の体はある種の機械なんだよとその先生がおっしゃっていて、そこで生命の仕組みというのを機械の観点からコンピューターの観点からとらえ始めたのが生物の勉強をし始めたきっかけです。そして学んだことを生かして、研究ができるようなりました。

執筆:神戸市立須佐野中学校2年生
(2023年11月のトライやるウィーク期間中に企画・インタビュー・執筆を行いました)