肺胞オルガノイド

Vol. 06 – 2021年 冬

ふわふわしゃぼんだま?
実は・・・これは培養皿でマウス肺胞幹細胞を培養して作られた3次元の肺胞オルガノイド(臓器)。肺胞を構成するいろいろな細胞を作り出すことができます。

テクノロジーとサイエンスの間

今回インタビューすることになった丹羽さんは所属が分子標的化学研究チーム。なにか化学的な研究なんだろうと思うものの、生物学が中心のBDRで一体どんなお仕事をされているのか全然わからないということで、ネホリハホリ聞いてきました。

Equipment in the yellow room

超微細流路生成装置

大阪大学・生命システム棟

電子ビームで微細なパターンを描画する装置。レジスト(電子ビームや光に反応する膜)でコートした基板に回路図を描く半導体加工技術を、生命科学研究に応用しました。

Mizuno /Watanabe Unit leader

理研BDR-ダイキン工業連携センター

BDRに設置されている企業との連携センターの一つ、「理研BDR-ダイキン工業連携センター」では、空調システムメーカーであるダイキン工業株式会社と、人の疲労について研究するBDRの研究者がそれぞれの知見や技術を提供しあって、疲労を軽減する快適で健康な空間、「抗疲労空間」の実現に向けた共同研究を進めています。

気管の形成

最近の研究成果(2020年8月〜2020年11月)

2020年8月から2020年11月までのプレスリリースと論文ニュースからご紹介します。

低エネルギーの光で体の中をみる

筑波大学附属駒場高等学校関西地域研究28班のみなさんが、神隆チームリーダーに光で体の中を観察する技術について直撃インタビューしました!今や、日本では二人に一人が生涯で一度はがんにかかります。また、日本の死亡者の3人に1人はがんが原因で亡くなっています。神隆さんの研究室では、細胞内での分子の動きや組織内での細胞の動きを可視化するための光る超微粒子の開発や、がん細胞の早期検出に向けた研究など、現代社会において、最先端かつとても重要な研究を行っていることから、興味を持ち、お話を伺いました。