理化学研究所 広島大学共同研究拠点

二重のカーテンに守られた最新鋭のイメージング装置

(▲トップ画像)集束イオンビームによる表面加工と、物質の表面を観察する走査型電子顕微鏡を組み合わせた装置。細胞や組織をスライスしながら断面撮影し、得られた連続画像をコンピュータで三次元再構築することで、細胞内の構造物とそれを取り巻く環境を丸ごと観察します。装置を操るのは、細胞場構造研究チームの板橋岳志研究員と岩根敦子チームリーダー(右)。

 

カーテンに囲まれた集束イオンビーム走査型電子顕微鏡
測定中の温度・湿度変化は観察結果に大きな影響を与える。最適な空調を実現するためカーテンで覆い、その中にさらに箱を組み上げた。

 

建物内部の回廊
三本の通路が三角を描くユニークな構造の理化学研究所広島大学共同研究拠点。右に進むと理研のスペース、左に進むと広島大学のスペース。