横浜キャンパス・西NMR棟
核磁気共鳴現象を利用して分子の構造を調べるNMR装置。液体ヘリウムで-269℃に冷却した超電導マグネットにより、円筒の中心部には23.5テスラという強い静磁場がかけられている。
神戸市中央区
神戸の中心地・三宮と、理研のある人工島ポートアイランドは、二つの大橋と一つの海底トンネルで結ばれている。写真は、ライトアップされた神戸大橋をポートアイランド側から撮影したもの。
横浜キャンパス・中央NMR棟
3台のクライオ電子顕微鏡が立ち並ぶ中央NMR棟。右端は、加速電圧300kVの電子銃を備えた最新鋭のクライオ電子顕微鏡。左隣は解析用PCと試料調製スペース。奥の2室には200kVクライオ電子顕微鏡が入る。
神戸キャンパス
人工島ポートアイランドにある理化学研究所 融合連携イノベーション推進棟(RIKEN Integrated Innovation Building, IIB)。最上階の東側から大阪湾の日の出を望むと、埠頭に並ぶガントリークレーンが朝日に浮かび上がった。
横浜キャンパス
理研の敷地内に設けられた職員専用の保育施設。研究職・事務職を問わず常時保育が利用できる。また、学会・シンポジウムなどが理研で開催される際は、一般参加者の一時保育にも対応
神戸キャンパスから約18km西の海上、本州(右)と淡路島(左)を結ぶ「明石海峡大橋」(橋長3,911m。吊橋としては世界二位)。橋の手前に見える岬の右側には、古代の神戸港「大輪田泊(おおわだのとまり)」があったとされる。
理化学研究所 広島大学共同研究拠点
集束イオンビームによる表面加工と、物質の表面を観察する走査型電子顕微鏡を組み合わせた装置。細胞や組織をスライスしながら断面撮影し、得られた連続画像をコンピュータで三次元再構築することで、細胞内の構造物とそれを取り巻く環境を丸ごと観察します。
大阪キャンパス
日本を代表する建築家丹下健三が設計し、大阪バイオサイエンス研究所の研究施設として1987年竣工。2015年に大阪市から理研に譲渡され、生命システム研究の拠点として現在に至る。
神戸・理研BDR-ダイキン工業連携センター
温度と湿度を精密に制御できる部屋を4つ連結した試験室。エアコンの効いたオフィスの空調や、屋外から屋内に入る際の温湿度差などを体験できます。
大阪大学・生命システム棟
電子ビームで微細なパターンを描画する装置。レジスト(電子ビームや光に反応する膜)でコートした基板に回路図を描く半導体加工技術を、生命科学研究に応用しました。
横浜キャンパス・中央NMR棟
タンパク質など生体分子の観察に威力を発揮する電子顕微鏡。試料を急速凍結し、自然に近い状態で止めた立体構造を捉えることができます。