八木研究員

構造生物学で生命の起源にアプローチ

クライオ電顕を使って転写複合体の構造解析をしている江原さんからご紹介いただいたのが今回の八木さん。構造生物学というのはタンパク質の構造を決めた後にどういうストーリーになるのかというのが結構面白いので非常にワクワクしながら […]

兵庫県立北条高校のみなさん

ヒューマノイドロボットがライフサイエンス研究をクリエイティブに躍進させる

落合幸治(バイオコンピューティング研究チーム 研究員) ✕ 兵庫県立北条高等学校 自然科学部 iPS細胞を用いた再生医療の進展が期待されています。しかし、iPS細胞の培養は経験と勘を頼りにしている部分があり、それを解決す […]

Molecular structure of proteins

Vol. 09 – 2022年 冬

水色のハンモック? 実は・・・
これは細胞の移動や成熟に関連するタンパク質(DOCK:シアン)と、それを調節するタンパク質(ELMO:オレンジ)、さらにここからの信号の伝達に必要なタンパク質(Rac:黄色)がどのように結合しているか解析したCGモデル。からだの中ではいろいろなタンパク質が相互にくっついたり離れたりして、生命活動を維持しています。

研究リーダーの写真

理研BDR-大塚製薬連携センター 神経器官創出研究(特別プログラム)

理研BDRと大塚製薬は、発生・再生学、生命システム学などに基づく疾患メカニズムの探索と創薬への応用に向けた共同研究を行い、独創的な成果の創出を図るため、連携センター(RBOC)を2016年に設立しました。2020年6月に神経器官創出研究プログラムが設置され、坂口秀哉が研究リーダーとして着任しました。

Follow the heart

Follow the heart

今回の木村研の坂口さんは平谷研の大字さんからご紹介いただきました。シュッとした見た目のわりに、直感で物事を決めたりするところがあって意外でした。直感派とでも言えばいいか。心臓の研究をされているけれど、その決め方もすごく直 […]

装置を操作する2人の研究者

集束イオンビーム走査型電子顕微鏡

理化学研究所 広島大学共同研究拠点

集束イオンビームによる表面加工と、物質の表面を観察する走査型電子顕微鏡を組み合わせた装置。細胞や組織をスライスしながら断面撮影し、得られた連続画像をコンピュータで三次元再構築することで、細胞内の構造物とそれを取り巻く環境を丸ごと観察します。

ゲノム編集したオポッサム

最近の研究成果

2021年7月から2021年10月までのプレスリリースと論文ニュースからご紹介します。

脳科学者に聞いた!性格とホルモンの関わり

脳科学者に聞いた!性格とホルモンの関わり

高橋佳代(健康・病態科学研究チーム 上級研究員) ✕ 兵庫県立神戸商業高等学校 理科研究部 神戸商業高校には情報科・会計科・商業科の3つの学科があり、パソコンを使用する授業がたくさんあります。例えば、情報科では実際にパソ […]

生命と遺伝子と時間と

生命と遺伝子と時間と

DNAの構造について意外な方法で研究を進めていた大字さんから、おもしろい研究をしている外国人研究者として今回の呉さんをご紹介いただきました。(聞き手:薬師寺秀樹)

巨人の肩に乗る-クライオ電顕の躍進

巨人の肩に乗る-クライオ電顕の躍進

超速い酵素やペプチドライブラリーの和田さんが紹介してくださったのは、クライオ電子顕微鏡の江原さん。サイエンスの話が面白かったので、記事はそちらにフォーカスして構成していますが、実はお話の中には理研で進めている産学官の共用の話もありました。

ポケットからいきものを出す先生

田中先生のポケット

理研の生命機能科学研究センターに田中陽先生という研究者がいる。私は広報室でプレスリリースを担当しているが、田中先生が主宰するラボからはとにかくよくプレスリリースが上がってくる。新しい申請が来るたび、私の頭の中には条件反射 […]

肝臓の毛細血管ネットワーク

Vol. 08 – 2021年 秋

からみあった木の根・・・?
これは肝臓の「類洞」と呼ばれる層状の毛細血管のネットワーク。肝臓は非常に再生能力が高い臓器です。肝臓に損傷がおきると血流の速度が増加し、これを類洞の細胞が機械的刺激として捉えることが、再生の開始に重要であることがわかってきました。

実は全部手作業なんです

実は全部手作業なんです

今回は縁の下の力持ち芳村さんからのご紹介で、森田さん。実はこのインタビューは1月に行われたのですが、Nature誌に論文を投稿中ということで、出版されるまで公開を保留していましたが、無事掲載されたということで、その論文の裏側をどうぞ!

嶋田チームメンバー

生体分子動的構造研究チーム

2020年4月に横浜地区に核磁気共鳴法(NMR)を用いて、生体分子の立体構造情報から生体内での機能への理解を目指す、構造生物学研究に取り組む「生体分子動的構造研究チーム(チームリーダー:嶋田一夫)」が新設されました。

大阪生命システム研究棟正面

生命システム研究棟

大阪キャンパス

日本を代表する建築家丹下健三が設計し、大阪バイオサイエンス研究所の研究施設として1987年竣工。2015年に大阪市から理研に譲渡され、生命システム研究の拠点として現在に至る。

fluorescent microscopy of fruit fly ECM

最近の研究成果

2021年3月から2021年6月までのプレスリリースと論文ニュースからご紹介します

プールに調味料を入れるキスチョコのイラスト

神秘的な内分泌世界への誘い

小学生の頃、HERSHEY’Sチョコレートアイスバーが大好きだった。特に夏休みにプールで遊んだ後のアイスは格別であったのを鮮明に覚えている。HERSHEY’Sはアメリカ最大手のチョコレート製造会社で本拠地はペンシルバニア州である。1996年にペンシルバニア州立大学の研究グループは新しいガン転移抑制因子を発見し。。。

ドキドキ!スクリーニング!

ドキドキ!スクリーニング!

今回お話を聞いたのは大字さん。所属している平谷研はエピジェネティクスの研究をしているというイメージだったので、遺伝子発現のコントロールに関わるDNAの化学修飾のお話しかと思いきや、まったく違うアプローチだったので、ちょっと意表をつかれました。。。

スパコンの前に立つ研究者

それは一瞬のできごと

前回15分で1011種類のペプチドライブラリーを作れるという話を聞かせてくれた和田さんが、所内セミナーで聞いた英語がめちゃくちゃ上手で印象に残っているので、どんな研究している人なのか聞いてきてほしいと紹介してくれたのが、今回の信夫さん。

試験室の外部

恒温恒湿室

神戸・理研BDR-ダイキン工業連携センター

温度と湿度を精密に制御できる部屋を4つ連結した試験室。エアコンの効いたオフィスの空調や、屋外から屋内に入る際の温湿度差などを体験できます。

宇宙人の食卓

地球外生命体は食べられるか?

宇宙船のトラブルで遭難し、仲間と力を合わせて生き残る。そんなSFストーリーに胸を踊らせたことはありませんか? 宇宙冒険サバイバルは日本の漫画やアニメでも欠かせないテーマで、手塚治虫の『火の鳥』や萩尾望都の『11人いる!』、『宇宙船サジタリウス』や『彼方のアストラ』、『AGRAVITY BOYS』など、数え出したらきりがありません。。。

fruit fly mutants

Vol. 07 – 2021年 春

いろんな種類のハエ・・・?
実は・・・これは全てキイロショウジョウバエという同じ種のハエです。1つまたは複数の遺伝子の変異によって、体が黒くなったり、目が白くなったりします。この写真の中には野生型(正常)が1匹と、20個の異なる表現型が隠れています。全部見つけられますか?

A Researcher poses with dinosaur bones

恐竜で発生学?

フナの三品さんから、キャッチーな研究といえば恐竜ですよね、ということで紹介された江川さん。恐竜の研究!ワクワクが止まらない!しかし、恐竜の研究って博物館とかでするんじゃないの?なんで理研なの?BDRって生物学の研究所であって、地学とか地質の研究はしていないはずなんだけど、どんな研究なんだろう…?

Kawaguchi Lab microscope

生体非平衡物理学理研白眉研究チーム

理研は、優れた能力を持つ若手研究者に研究室主宰者(理研白眉研究チームリーダー)として独立した研究を推進できる機会を提供しています。今回は、この理研白眉制度の第1期生として採用された川口喬吾チームリーダーが率いる生体非平衡物理学理研白眉研究チームを紹介します。

最近の研究成果(2020年12月〜2021年2月)

最近の研究成果(2020年12月〜2021年2月)

2020年12月から2021年2月までのプレスリリースと論文ニュースからご紹介します。