分子配列の謎に迫る

分子配列の謎に迫る

兵庫県立小野高校生物部のみなさんが、工樂チームリーダーに分子配列を調べる研究について直撃インタビューしました!私たちは今、スミレなどのDNAの塩基配列について研究を進めています。今回のインタビューでは研究者に直接話を聞けるということで、ゲノム研究やDNAに関する研究をしている方に専門的なお話を聞き、自分たちの研究のヒントにしようと考えました。そこでサメなど海洋生物のゲノム研究を行っている工樂樹洋さんにお話を伺いました。

和田章研究員

生命分子を人工的にデザイン

前回いきなりの液-液相分離からバイオ電池まで話が広がった美川さんからご紹介いただいたのが、今回の和田さん。もしかしてまだ壮大な話だろうか…と思っていたら、案の定スケールの大きい話を聞くことになりました。

進化に失敗がある!?

進化に失敗がある!?

兵庫県立西脇高校地学部生物部のみなさんが、実験室で進化を研究している堀之内貴明研究員に直撃インタビューをしました!私たちは生物の進化について興味を持っていたので、進化の研究をされている堀之内貴明さんにインタビューをすることになりました。堀之内さんは実験室の中で大腸菌を進化させる研究をしていますが、すべての作業を人の手でするのはあまりにも大変なので、大腸菌を進化させる操作自体はロボットに任せ、そこから得られた結果を解析するという形で研究をしているということを話してくださいました。そこで、話を聞く中で疑問に思った事を質問しました。

肺胞オルガノイド

Vol. 06 – 2021年 冬

ふわふわしゃぼんだま?
実は・・・これは培養皿でマウス肺胞幹細胞を培養して作られた3次元の肺胞オルガノイド(臓器)。肺胞を構成するいろいろな細胞を作り出すことができます。

テクノロジーとサイエンスの間

テクノロジーとサイエンスの間

今回インタビューすることになった丹羽さんは所属が分子標的化学研究チーム。なにか化学的な研究なんだろうと思うものの、生物学が中心のBDRで一体どんなお仕事をされているのか全然わからないということで、ネホリハホリ聞いてきました。

Equipment in the yellow room

超微細流路生成装置

大阪大学・生命システム棟

電子ビームで微細なパターンを描画する装置。レジスト(電子ビームや光に反応する膜)でコートした基板に回路図を描く半導体加工技術を、生命科学研究に応用しました。

Mizuno /Watanabe Unit leader

理研BDR-ダイキン工業連携センター

BDRに設置されている企業との連携センターの一つ、「理研BDR-ダイキン工業連携センター」では、空調システムメーカーであるダイキン工業株式会社と、人の疲労について研究するBDRの研究者がそれぞれの知見や技術を提供しあって、疲労を軽減する快適で健康な空間、「抗疲労空間」の実現に向けた共同研究を進めています。

気管の形成

最近の研究成果(2020年8月〜2020年11月)

2020年8月から2020年11月までのプレスリリースと論文ニュースからご紹介します。

フナの水槽と研究者

どうしてオスとメスがいるんだろう?

今回インタビューするのは、卵子の研究をしている高瀬さんからのご紹介で、三品さん。なかなかインタビューの日程が決まらなかったので、候補として名前が上がってから実際にインタビューさせていただくのに結構時間が空いてしまいました。その理由を聞いたら「フナを捕りに行く」ということらしい。趣味なのか…?と思いながらインタビューに突入します。

生化学反応の基礎と応用

生化学反応の基礎と応用

今回のゲストは鉄の研究者中村さんから横浜繋がりで美川さん。BDRの拠点はいくつかあるけれど、神戸と横浜は分野が異なっていて、趣が違うので、たまの横浜の人インタビューが結構楽しみ。さてさて、今日はどんなお話になるのやら…。

ショウジョウバエの細胞の陥入の蛍光写真

Vol. 05 – 2020年 秋

お花が満開の草原?
実は…
これはショウジョウバエ胚の表面から細胞が陥入していく様子。緑色は細胞膜を、マゼンダは核を表しています。でもこの陥入は発生が進むと元通り表面に戻っていく不思議な構造です。

two researchers working in a lab

臨床橋渡しプログラム

最先端の基礎研究と臨床の融合を目指す「臨床橋渡しプログラム」。現在このプログラムでは、臨床医としての知識や経験を持つ2人の研究リーダーが、病気の理解や再生医療の実用化を目指して研究しています。今日はその2つの研究室を紹介 […]

MRIスキャナー

分子イメージング研究施設

神戸キャンパス・MI R&Dセンタービル

個体の内部を傷つけずに観察し、 組織の構築、細胞の機能、分子の動きを可視化します。

Mika Yoshimura

最先端研究の「縁の下の力持ち」

今回ネホリハホリするバイオインフォマティクスの専門家、芳村さんには、自動化の神田さんからたどり着きました。膨大なNGS(次世代シーケンサー)からのデータをバシバシさばく縁の下の力持ち。男性が多いシステム関係の職場で働く女性ということで、いったいどんな人なんだろう?とワクワクしています。さてさて…。

Brain clearing & staining

最近の研究成果(2020年3月〜2020年7月)

2020年3月から2020年7月までのプレスリリースと論文ニュースからご紹介します。

毒にも栄養にもなる鉄のおはなし

毒にも栄養にもなる鉄のおはなし

今回は横浜の中村さん。なんだかきちんとスライドとか準備されていて、とてもありがたいのだけど、これまでゆるーくお話を伺ってきたので、ちょっと腰が引け…。あ、お茶。烏龍茶ですか。ありがとうございます。では、さっそく…。

低エネルギーの光で体の中をみる

低エネルギーの光で体の中をみる

筑波大学附属駒場高等学校関西地域研究28班のみなさんが、神隆チームリーダーに光で体の中を観察する技術について直撃インタビューしました!今や、日本では二人に一人が生涯で一度はがんにかかります。また、日本の死亡者の3人に1人はがんが原因で亡くなっています。神隆さんの研究室では、細胞内での分子の動きや組織内での細胞の動きを可視化するための光る超微粒子の開発や、がん細胞の早期検出に向けた研究など、現代社会において、最先端かつとても重要な研究を行っていることから、興味を持ち、お話を伺いました。

Computational work to see the structure of DNA

Computational work to see the structure of DNA

今回は英語でのインタビューになったので、全編英語の記事です。でも、できる限り簡単な英語を目指したので、ぜひ挑戦してみてください。

卵子の方が精子より複雑

卵子の方が精子より複雑

今回は、以前インタビューをした後藤さんの紹介で、高瀬さん。とはいえ、何をしている人なのか、どんな人なのか、本当に全く予備情報がない状態でスタート。またまたどうなることやら…。

サイエンスフェアin兵庫

アウトリーチ活動報告(2019年11月〜2020年2月)

2019年11月〜2020年2月に開催したセミナーやシンポジウム、イベントなどのアウトリーチ活動を紹介します。

分子動力学シミュレーションしたタンパク質

Vol. 04 – 2020年 春

創薬専用スパコン「MDGRAPE-4A」でシミュレーションした水溶液中でゆらゆら動く分子のスナップショット。大きな分子はCYPタンパク質とヘム、小さい折れ線は全て水分子。

鏡に映る自身の姿を見つめるソメワケササクレヤモリ

最近の研究成果(2019年11月〜2020年2月)

2019年11月から2020年2月のプレスリリースと論文ニュースからご紹介します。

新しいサイエンスのカタチ

新しいサイエンスのカタチ

今回ネホリハホリすることになったのは実験ロボット「まほろ」を操る神田さん。まほろが実験をしている様子は映像としてはみたことがあるものの、実物はみたことない…。いったいどんな話になるのやら。

痛みや疲労、その仕組みとは…

痛みや疲労、その仕組みとは…

ぼくたちは、友人に過敏性胃腸炎という持病があったので、痛みのメカニズムについて興味をもっていました。また、毎日の学校生活の中で、寝ても疲労感が残ることを疑問に思っていました。そこで、痛みや疲れを『PETイメージング』という手法を用いて研究している崔翼龍さんにお話を伺いました。

AIと細胞

AIと細胞

AIと生物を扱って研究をしている人にお話を聞きたいと思い、廣島通夫さんにお話を伺うことにしました。廣島さんは細胞の分子を観察することによって、裏にある現象やメカニズムを探り、分子が細胞応答をどのように調節しているかを研究しています。